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アーユルヴェーダ 生命に関する智慧

春夏のお悩みを解消
~おうちヨガ~

2022.02.24

暖かくなると雪が解け、大地に水が注がれ、冬の乾燥した空気も解消されます。人間の体のお悩みも、循環不良による末端の冷えや乾燥から、むくみやだるさ、眠気といった症状に変化していきます。

季節に沿った過ごし方は、一見当たり前のようなことですが、いざとなるとなかなかできないもの。

むくみやだるさが出やすい春は、手軽なおうちヨガがおすすめ。
ヨガ中の呼吸は、鼻を意識して。潜在的な意識を呼び起こします。
深い呼吸は心とカラダを結び付け、心身のバランスを整えます。

 

-MORNING YOGA (AM6:00~10:00)-

動きが鈍くなる朝6時~10時は、ヨガに向いている時間帯。6時までには起床、うがいをし、お白湯を摂ってから、体を動かしましょう。ここで体を動かすことで、スッキリとした1日のスタートが切れます。爽やかなアロマとともにヨガをするとよりリフレッシュできます。アロマオイルをティッシュに垂らして近くに置いたり、スプレーにして空間に広げるのがおすすめです。

<おすすめの香り>ユーカリ、レモン、サイプレス

【TRY1 ヤシの木のポーズ】

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ヤシの木のように全身を伸ばす姿勢を保つことで、日中も活動的に過ごせます。
①足を肩幅に開いて、手の指先をしかっり開く。
②息を吐きながら両手を上げ、頭上で手を組む。余裕があれば、背伸びをするようにかかとを持ち上げる。ピンと伸ばすことがポイント。
③かかとを下ろし、手をゆっくりと下ろす。

 

【TRY2 ガス抜きのポーズ】

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朝のお腹の調子が整い、腸の蠕動運動を助け、便秘解消に◎。
①仰向けになり、息を吐きながら、腹部に刺激が加わるように両足を抱え、呼吸を繰り返す。
②息を吐きながら、頬を膝に近づけ、呼吸する。体全体を上げるイメージで、首には力を加えないこと。
③息を吐きながら、①のポーズに戻し、足も伸ばしてリラックス。

 

-EVENING YOGA (PM6:00~10:00)-

夜の6時~10時もまた、動きが鈍くなる時間帯。活動の時間から休息の時間へいざないます。夜10時までに就寝すると。自然のエネルギーに沿って、寝入りやすくなります。10時以降は次の日の美と健康のために、しっかりと睡眠をとりましょう。甘さや深みのあるアロマを広げながらヨガをするのがおすすめ。ディフューザーなどでお部屋全体に香りを広げることで、リラックス空間をお楽しみいただけます。

<おすすめの香り>オレンジスイート、ラベンダー、ジュニパー

【TRY1 仰向けの英雄のポーズ】

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1日動いた体のゆがみを整えます。
①正座から体の左右に足を崩す。
②手で足首をもち、肘を床につけながら、徐々に体を後ろに倒して床に寝そべる。
③息を吐きながら、体がそり過ぎないように注意し、腕を伸ばし呼吸する。

 

【TRY2 背中立ちのポーズ】

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足を持ち上げ、全身の血流を促します。
①仰向けになり、両手で床を押し、息を吐きながらゆっくり両ひざを胸に近づけ、ひと呼吸。
②息を吸いながら、両手で膝を支え、両足を上げ呼吸する。

 

ポーズを完璧に取りたくなりますが、より大切なことは、呼吸を止めないように意識すること。

どのポーズも、息を吸うときに身体をのばし、吐くときに身体を緩めるように意識してください。

激しく動くエクササイズではありません。痛みなどを感じる場合は、無理のない程度に行いましょう。

 

Text by Shizuka Abe

 

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