Text by So Shigenaga
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出自粛が要請される中、ワークスタイルも大きく変化しています。
経済的には大きな痛手ではありますが、ふと私たちの生活に目を向けて見ると、外出自粛による良い影響もあります。
一児のパパである私は、現在二人目を妊娠中の妻と一つ屋根の下で在宅勤務をしています。
かく言う私も、平常時は出張や夜の懇親会食が多く、家にいる時間が少なかったのですが、今回の外出自粛に伴い、家族と過ごす時間を手に入れることができました。
妊娠中の妻の生活サポートはもちろんですが、今はここぞとばかりに息子を「パパっ子」にするべく育児にも明け暮れています。
普段から、早く帰れた時はお風呂と寝かしつけはパパの役割でしたが、当然のように今は毎日の役割です。
その甲斐あってか、息子が親を呼ぶ第一声が「ママ」から「パパ」に移行しつつあり、心の中でガッツポーズをしている日々です。
コーヒー好きの私は、休日の朝はコーヒーを自分でドリップして飲んでいますが、在宅勤務になったことで、毎朝コーヒーを淹れるように。
妊娠中の妻も香りに誘われて「私もコーヒーを飲みたい」と一言。
そんな時は、産前産後でも飲めるたんぽぽとチコリーの代替コーヒーを一緒につくり、気分だけでも淹れたてのコーヒーを味わってもらいます。
「本当のコーヒーみたいに美味しい」と味も気に入ってもらえました。
いつもは朝食を食べるとすぐに席を離れていた息子も、そんなママとパパの様子を見てか、嬉しそうに一緒に座っている時間が増え、その姿を見て私も妻も癒されています。
とはいえ、ずっと家の中にいる日々が続くと、なかなか気分転換をするのが難しいことも。
在宅勤務中の私も妊娠中の妻も気持ちのリフレッシュは必須ですが、我が家ではその時の気分にあわせてアロマを香らせています。
ママ、プレママ向けにブレンドされたエッセンシャルオイル三種類を常備して、昼間だけでなく、子供も寝静まった夜のリラックスタイムにも、私が"こっそり"芳香させて、夫婦二人の貴重な時間を大切にしています。
アロマの香りと二人の会話とが増えたことで、一人でいると抱え込んでしまいがちだった出産への不安が軽減された、と妻も言ってくれました。
私自身もあらためて二児のパパになる心構えができました。
このように、家族一緒に家で過ごす時間が多い今だからこそ、ちょっとした変化を生活に加えることで、家族の絆がより深まるきっかけになるのではないでしょうか。
メディアでは連日厳しい事態が報道されていますが、人々の絆はより深まっているように感じます。
有名アーティストのようにSNSでたくさんの人を元気付けるのは難しいかもしれませんが、まずはほんのちょっとした工夫で、一番身近な家族から幸せにしてみませんか。
<ご自宅からでもご購入いただけます。生活の木のオンラインストア>
ママとベビーのことを想い、こころやからだに寄り添って生まれた、生活の木のハーブ・アロマテラピー・スキンケアアイテムをご紹介しています。
詳しくはこちら