6時:起きたらまずセロトニンスイッチを
起床したら、真っ先に窓際に立ち15秒間空を見上げましょう。
体内時計が整います。太陽光を浴び始めてから、約14~16時間後には、自然と眠りのスイッチが入ります。
太陽の光量は、梅雨時期や冬でも大丈夫。天候や季節に関わらず日々行って。
起床後、1時間以内に、バナナや牛乳など、トリプトファンを含む食材を摂りましょう。
日中はとにかく活動!疲れ上手は眠り上手です。
14時:お昼寝タイムは15時まで
業務効率、生産性向上のため、昼寝の時間が設けられている企業もあるほど。
昼寝の時間が取れれば、座ったままの姿勢で15時までに済ませましょう。
眠る時間は長くても、20分以内に。それ以上は、QOL低下にも影響するため控えます。
18時:帰宅時は電車で寝ない
帰りの電車で眠ってしまうと、帰宅してからの眠りに影響が。
光量の多いコンビニなどには、できるだけ立ち寄らずにまっすぐ帰宅しましょう。
19時:夕食は就寝3時間前までに
夕食から飲み物はノンカフェインに。カモマイルやバレリアンなどのハーブティーは就寝前におすすめ。
また、この時間帯に体を動かし、体温を上げておくのも◎。
但し、21時以降の激しい運動は控えて。
22時:入浴は1時間前までに
入浴は、38~40℃に、20分程度全身浸かる湯船入浴がおすすめです。
一旦、体温を上げておき、ベッドに入る頃に放熱し、深部体温(体の中心部の体温)を下げ、寝つきがよくなるように整えます。
その後は、スマホをオフ。
ハーブティーを飲みながら、ラベンダー、イランイラン、ネロリ、ベルガモットなどのアロマを焚いて、ゆっくりと読書などを。
ピロースプレーを枕にシュッとするのも手軽にできるので便利。
丁寧なお休み時間を過ごすようにします。
寝具やパジャマは触れて心地よいものを選びます。
室内のライトは暖色系に切り替え、室温は19~27℃、湿度50~60%に保つなど、身の回りの環境を整えてあげることも大切です。
ご自身のライフスタイルに合わせて、できることから「おやすみ支度」を始めてみませんか。
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最初から記事を読む方は、こちら「人生を豊かにする睡眠のレシピ①」
Text by Tomoko Hirakawa
お話を伺ったのは...
【友野なお先生】
睡眠コンサルタント。自信が睡眠を改善したことで15㎏のダイエットと体質改善に成功し、睡眠を専門的に研究。
全国での講演活動、企業の商品開発など活動は多岐にわたる。