アーユルヴェーダの聖地スリランカは、仏教徒の国。「色即是空 空即是色」という般若心経の教えを表すような、自然と空。
そこには、「全てのものは永劫不変の実態ではない」というアーユルヴェーダの教えと、「幸せとは何かという永遠の探求」があります。
軽く会釈をしながら、スリランカの人々が口にする "アーユルボーワン" とは、シンハラ語で「ごきげんよう」。"ボーワン"は「良い」、アーユルは「Life、人生、生命」の意味。
「良い人生を」という願いがこめられたこの言葉の様に、スリランカの生活の中にはアーユルヴェーダの幸せになる為の教えが生きています。
"スリランカ人も日本人も、5元素でできている"
「生命科学」と訳される東洋の医学、アーユルヴェーダでは、「宇宙の万物は、空・風・火・水・地、という5元素から成る」と考え、自然や人間、動物、植物など、そしてその最小単位の細胞にいたるまで、この5元素できています。「空」は空間、「風」は動き、「火」は熱と光をもたらし、「水」は潤い、「地」は形や堅さを現します。
空の色がいつも同じ色ではないように、自然は時間、季節、年月(歳月)とともに移り変わります。同じことが人間についてもいえ、人の身体の変化が自然のリズムと逆行したり、乱れたりしてしまうと老化や病気などの不調を引き起こしてしまいます。アーユルヴェーダでは、「自然と共に生きる」、「自然と調和して生きる」ことこそが健康を維持するために大切なことであると説いています。
高齢化が進む日本の社会。アロマやハーブ、スーパーフードなどを活用し、いかに健康寿命を延ばすかということに関心が高まっています。
5000年の歴史をもつ東洋医学であり、「長寿の科学」とも呼ばれるアーユルヴェーダは、幸せで健康な "健幸寿命" のための教えです。
人間はどこからきて、何でできているのか。
健康とは?幸せとは?
精神、心を解体し、アーユルヴェーディックに捉える「生命解体新書」。
アーユルヴェーダの智慧をもとに生命について解き明かし、健康・幸せについて考えませんか?