ローズ・ゼラニウム

- 学名
- Pelargonium graveolens
- 分類
- フウロソウ科
- 別名
-
- ニオイゼラニウム
- ニオイテンジクアオイ(和名)
- 種類
- 非耐寒性常緑低木
特徴
ユニークな形の葉に独自の芳香を持つゼラニウム。「センテッドゼラニウム」と総称し、花を観賞する園芸品種とは区別しています。その特性から香辛料や化粧品として使われてきました。ローズ、アップル、レモン、ジンジャーなど、香りの名前を持つのも特徴です。なかでも、ハーブとして使われるのは代表品種でもあるローズゼラニウムです。葉からは精油が抽出されますが、葉そのものもケーキやクッキーなどの香り付けとして重宝されています。原産地はアフリカ南部。一般には高さ1mほどの低木で、数個以上の小花が集まり、ひとつの大きな花のように咲きます。室内やベランダでの栽培にも人気です。
育て方・時期
日当たりがよく、風通しのよい場所を選びます。比較的、寒さに弱いので、秋から冬にかけては、屋外から軒下や室内に移したほうがよいでしょう。水はけのよい土を選ぶのも上手に育てるコツです。葉茎が密集してくると、多湿になりやすいので、剪定をして風通しをよくします。また、落ちた花びらや枯れた葉は、そのたびに取り除きましょう。
