レモンバーベナ
- 学名
- Aloysia triphylla
- 分類
- クマツヅラ科
- 別名
-
- ベルベーヌ
- コウスイボク(和名)
- 種類
- 半耐寒性落葉低木
特徴
アンデス地方では、古くから薬草やハーブティーとして愛用されてきました。これを18世紀にスペイン人が持ち帰り、ヨーロッパ全土に広まっていったようです。レモンに似たすっきりとした香りのハーブティーは、特にフランスでは「ベルベーヌ」の名で、愛飲されています。丈は150cm近くまで育ち、夏には香りのよい白または淡い桃色の花が咲きます。ハーブティーは、かぐわしいレモンの香りが楽しめます。フレッシュの葉は刻んで、魚や肉料理、サラダなど料理に利用できます。ビネガーやオイルの香り付けにも適しています。また、乾燥させても強い香りが持続するため、ポプリやリースの材料にも向いています。
育て方・時期
日当たりのよい場所、水はけのよい土を選んで育てます。寒さには弱く、霜で枯れることもあり、冬の間は軒下や屋内の明るい場所に移しましょう。開花中の葉は特に香りがよく、この間に摘んで乾燥させ保存しておくのも、香りを楽しむコツです。