11月のハーブガーデン
11月になりました。
ここ飯能市では、秋の賑やかなお祭りが終わり
木枯らしが吹き始めました。
薬香草園前のモミジバフウの葉が空を舞い、
地面には沢山の星が落ちているようです。
冷たい風で身体がひき閉まるこの時期
ローズゼラニウムやレモングラスなど
寒さに弱いハーブの冬越し対策を行います。
シャベルや剪定ばさみが活躍する時期でもあります。
11月見頃の植物を紹介します。
爽やかな芳香を持つ、ローズマリー。
人々や教会を悪魔から守る神秘の力を持つと信じられていました。
常緑で冬から春先までお花を楽しむことができます。
3㎜ほどの小さな桃色の花を咲かせる、ヒース。
花の中心部分黒く、蛇の目のように見えることから
「ジャノメエリカ」とも呼ばれます。
お花は染料やハーブティーに利用します。
中国、ヒマラヤ原産の、ブータンルリマツリ。
地表を這うように広がり、小さな可愛い青花を咲かせます。
葉は紅葉し、青い花と赤い葉のコントラストも楽しめます。
マヌカハニーとして有名な、マヌカの花が咲きました。
この可憐な白い花から秋冬のヘルスケアには欠かせない
スーパー蜂蜜"マヌカハニー"が採れます。
日本各地に自生する、ノイバラ。
学名は、ロサ ムルティフローラ。
実は、クリスマスのオーナメントやリースの花材、
「営実」と呼ばれ、漢方薬としても利用されています。
チア。別名、サルビア ヒスパニカ。
種はチアシードとして流通しています。
去年は草丈1.8mと大きくなりましたが、
今年は低い位置でお花を咲かせてくれています。
珍しいチアのお花を、ぜひ見に来てください。
今月も、ご来店お待ちしています。